「もったいない」まま、「ゴミ」になってしまう現状
私が清掃施設に勤務していた際に、まだまだ使用できる「もったいない」商品が破砕されゴミになっている状況を間近に見てきました。
ゴミになってしまうにはまだ早いこれらの商品をなんとか活用できないか。
日々そんなことを考えていました。
みなさまも学校で「使用済み文房具の寄付を集め海外に送る」というような活動をご覧になられたことがあると思います。
私も個人として生活雑貨、おもちゃ等を海外の孤児院などに寄付する活動をこれまで行ってきましたが、これらの活動はやはり、「寄付したものの用途でしか使えない」「物品の寄付を団体が今は必要としていない」という問題に直面することもあります。
物品を換金することでどんな社会貢献団体にも対応する「寄付」へ
物品寄付の活動を続ける中で、試行錯誤し、「この不用品を商品として使用できる環境・場所で換金、その現金を寄付することでどんな団体にも協力できるではないか。」という考えに至り、不用品を商品として使用できる環境へ届ける方法、そこで換金する方法、ルートを構築し、実践してきました。
例えば、“あなたがこれから捨てようとしている「鍋」が教育分野に役立てられる”ということが、物品を換金することで可能になります。
そして、この「物品寄附」いただいた方々の心を支援金として社会貢献を行っている団体や公的機関に還元するこのシステムを多くの方に利用していただきたい。という思いから、NPO法人「不用品の物品寄付で明るい社会を築く会」を立ち上げました。
「絆ルネサンス運動」へのご協力をお願いいたします
私たちはこの運動を「絆ルネサンス運動」と名づけました。
物品寄付を通して、人と人とを繋ぐ「絆」の懸け橋として位置づけていく事を目的にしています。
また、この活動はゴミ減量も目的としています。
ゴミが減り、気持ちを換金し、社会に貢献できる。
まさに「三方よし」のシステムです。
多くのみなさまのご理解ご協力をいただければ幸いです。
副理事長・物品受け取り担当金村栄作
わたしたちは様々な物品のご寄付をお待ちしております。
“こんなものは寄付できるの?”、“空き家整理・遺品整理でまとめて寄付できるものは寄付したい”、“引っ越し前にゴミを減らしたい”などなど、まずは一度お気軽にご相談ください。